担当業務とそれに対する思い

納豆製造の一番最初の工程である「蒸煮（じょうしゃ）」という部門を担当しています。蒸煮とは、納豆の原料である大豆の洗浄、浸漬、蒸煮（蒸気で蒸す）、納豆菌の噴霧という工程で、納豆の美味しさを左右する一番重要な工程です。私はここでチーフとして原料の発注業務をはじめ作業工程全般の管理をしています。納豆づくりに欠かせない豆は、品種やその時の水温によって水に漬ける時間や蒸煮する時間が変わるため、常に注意が必要で、日々作業工程を管理しながら美味しい納豆ができるよう、蒸煮部門全員が一丸となって連携している姿はまるでラグビーの「ＯＮＥ ＴＥＡＭ」のようです。蒸気が立ち込める作業場は暑くて大変ですが、納豆製造で一番重要な工程を任されているという責任と同時にやりがいを感じています。