私たちは、1993年12月に知的障がい者の多数雇用と職業訓練を行うことを目的として、北海道庁の呼びかけに呼応した自治体6団体と民間11社(団体)の出資により設立され、1995年5月より納豆及び珍味等の生産を開始しました。
その後、2005年12月、障害者雇用促進法の子会社特例の承認を受け、コープさっぽろの特例子会社となり、2013年8月には、コープさっぽろの納豆製品部門を統合し、生産の規模を拡大してきました。2017年からは海外輸出や国内小売りへの供給がはじまり生産規模は更に拡大し、今後の展望を見据えて2023年7月に生産能力を大幅に上げた現在の新工場へと移転をしました。
当社の事業は大きく分けて3つの事業となります。
1つ目は納豆事業。衛生環境の整った工場にて高速自動生産ラインにより省力的に納豆を生産しております。また、冷凍設備を完備することで、輸出用・業務用に適した商品の生産にも取り組んでおります。
2つ目は包装事業。珍味、豆菓子、切干大根、ドライナッツ等の原料をバルクで仕入れ、計量して小分けにパックして製品にしております。手作業により小回りのきいた生産をすることができます。
3つ目は、「能力開発センター」です。同センターは、知的障がい者の自立と就労を目的に1年間のプログラムで食品加工業を中心とした基礎知識と技術を学ぶことができます。卒業生は当社をはじめ様々な企業にて活躍をしております。
昨今、食品業界を取り巻く環境は日々変化をしています。この変動の中で常に新たなことに挑戦し、おいしく・安心安全な製品を作り続け、『多様な人材と日本の伝統食品で、北海道から食卓に喜びを届ける』ことを社員一丸となり取り組んでまいります。
北海道はまなす食品株式会社
代表取締役社長 森 清史
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